基本的に旅行が大好きです。
その土地の美味しいものを食べたり、乗ったことのない乗り物に乗ったり、古くからその土地に馴染んだ建物を見たり。
新しい経験が沢山できて、新鮮な気分になるから。
でも、子連れだとそうは行かない。
重さ8キロを常に携行しての移動。
歴史的建造物や美術の意味がわからない5歳。
あまり歩くとへばる体力(母子共に)
苦行。
楽しいはずの旅行が苦行になってしまうのだ。
そもそも子供は、わざわざ旅行なんか、いかなくたって
新しい経験がそこいら中に転がっているのだ。
だから、わざわざ旅行に行くとなれば、それ相応の「インパクト」がないと、遠出の意味がないのだ。
日常あっての非日常だから、毎日が非日常と、隣り合わせの子供と生活を共にしていると、
「旅行に行きたい」とあれほど思っていた自分がウソのように、旅行に対してときめかなくなっている。
それだけ、毎日の「非日常」を楽しめている、というのはとても面白いし、ありがたいことだと思う。
同じ人間で、こうも状況が変わるのか、と、振り返ってみて、不思議なのです。
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