2010年12月~2011年12月パリのワーホリ記録

アートおたくのパリ滞在記

初めてのルーブル美術館

私がフランスにわざわざワーホリで長い期間行ったメインの理由。それは、ルーブル美術館をゆっくり見たい、と言う理由がかなり大きいです。監獄として使われた時期もある広大な城、ルーブル。

私は何と、その外観を知らなくて、最初訪ねたときあまりに大きすぎてルーブルの目の前に来ていることに気づきませんでした。この写真、左手側は全てルーブルなんです。すごい大きさです。

お庭も広大ですが、建物の広さも尋常ではありません。何回も何回も通いつめましたが、「今日は満足して全部回れたな!」と思ったことは一度もなく、「ギリシャ彫刻エリアを延々と見ているがまだ終わらない…」とか、「印象派を見すぎて飽きてきた…」とかいうレベルになってきます。

私は見たことがないですが、企画展エリアもあり、定期的に作品が入れ替わります。更に、世界中で有名な作品をゴマンと有するルーブルですから、先日飾ってあった作品がどこかの展覧会へ貸し出しの為なくなっていたり、展示替えがあったりと、常設エリアですら、頻繁に作品が変わります。

一応、世界中の観光客のために、ルーブル三大美女のモナリザ、ミロのヴィーナス、サモトラケのニケは案内がありますが、それ以外は入り口にある世界中の言語版がある館内マップを見るより他に、拠り所とするものはありません。

一時期流行った、ミステリ小説、ダ・ヴィンチコードの大ファンでもある私はルーブル内を歩きまくって、いちいち感動していましたが、一般観光客にそんな暇はありません。見たい作品があるのなら、調べて調べて、どのエリアなのか絞り込んでいく必要があります。

でも、広すぎてマップを見ても全然分からず、一番最初はどこが入り口なのか、どこからが館内でどこから受付をするのか、本当に分かりませんでした。この写真は一番外側の建物で、ここの一部を門としてくぐって、中庭に出て、有名なガラスのピラミッドから建物の中央部に入り、手荷物検査をして、エスカレーターを降りてから、ようやくチケット購入ができます。

ちなみに、逆さピラミッドは全く別のところにあります。探すのは少々、難しいです。

私は、意識していないときに偶然発見して、とても嬉しかったのを覚えています。

その話は、また次回に。

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