流産ストーリー

たまたま、FBで気になる記事があったので、コメントしようと思ったら長くなりすぎたので、こちらに。

流産体験についてです。気分が落ち込む方、傷が癒えていない方はご注意ください。

ErikaWittlieb / Pixabay

もう、2年くらい前の話です。流産したことがあって。
繋留流産で、ずっと赤ちゃんが居たことにも気かづかなくて。

なんだか調子悪いなと病院行ったら
「本来なら妊娠3ヶ月位じゃないかな、でも、これは、赤ちゃんはもういないね。」と言われ。

医師から「じゃあ1週間様子見て、手術日程決めましょう」と言われて
全く考えがまとまらないまま「手術とかえらいことになったな」と思った翌日、

出血があり。そのまま内容物はみーんな出てしまい、休み明けに駆け込んだ病院では、
「あらー、もうなんにも処置が要らないよ。赤ちゃんの入ってた袋が出口で引っ掛かってるから、それだけ取って、あとは子宮を収縮させる薬1週間飲んでください。体に異変がなければ、それで終わりです」

と言われて。まるで話を聞いていたんじゃないかというタイミングでした。

その、病院で取り出してもらった「赤ちゃんの袋」を、カプセルに入った状態で見せてもらい、そこにもう赤ちゃんはいないのだけど、どうしても「挨拶するためにそこにいる」としか思えなくて、「長いこと気づかなくてごめんね」と「姿を見せてくれてありがとう」と伝えて、病院を後にしたのでした。

なんて、親孝行な赤ちゃんだったんだろう。3ヶ月以上も気づいてやれなくて、本当に悪かったなぁと、ただただ泣けました。
私は、「赤ちゃんが居ることに気づかないまま失くした悲しみ」を味わうことになりましたが、「赤ちゃんが育っていることに喜びを感じていたのに途中で亡くなってしまった人の悲しみ」は未来を期待する分、さらに辛いだろうなと思うと、恐ろしくて視界が暗くなりました。胎動が確認できてから流産になってしまった人、死産になってしまった人。生まれる時に、生まれてから、病気や事故で赤ちゃんを亡くしてしまう人…


なんだか不安で、一生懸命ネット検索をして、どこを読んでも、「流産や死産に明確な理由はありません。お母さんはご自身を責めないでくださいください」と書かれているけれど。他にこのやるせない気持ちの持っていきどころもなく、仮に早い段階で妊娠に気づいていたとしても、おそらく流産は防げるわけではなく。わかっていても、どうしようもなく悲しみの中に浸かるしか方法はなかったのでした。

その後、1ヶ月以上、出血はあり、子宮収縮の腹痛と戦うことにはなりましたが、幸か不幸か私はその時めちゃくちゃに物販が忙しく、毎日山のように来る注文と、発送処理と、問い合わせ対応に追われて、ゆっくりと悲しみを味わっている場合ではありませんでした。その忙しさの中で、精神的な辛さは、忘れていくことができました。長男が元気に楽しそうに暮らしているのも、救いでした。

「妊娠して、無事に子供が育つ」ということの、当たり前のようで大変な奇跡を改めて認識させられる出来事でした。
生きているって、本当にそれだけでも素晴らしいんだなって。妊娠出産の渦中にいると、そういう風に実感します。

それでも毎日の忙しさや、複雑な社会の仕組みの中ですぐに忘れてしまうんですけど。

私自身、楽しい話題ではないので流産のことを話す機会もあまりないのですが。
体験した人にしか分からない辛さというのは、共有することで癒やされることもあると思います。
「誰かに話してみたい」「誰かの話を聞いてみたい」そんな方のためのイベントがあります。
私が主催ではないのですが、友人からの紹介です。詳細はこちらをどうぞ↓↓
https://www.facebook.com/events/582552722281802/
辛い気持ちで過ごされている方が居るのだったら、少しでも助けになりますように。


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