パリのカフェで出会った、カフェ・ヴィエノワ
今も昔も、コーヒーと紅茶が大好きです。
パリには街中にカフェがあふれていて、いつでも、どこでも、お一人様でも気軽に入れるところが大好きでした。
そんなパリのカフェで、ふと見つけた、日本では見慣れないメニュー。
「カフェ・ヴィエノワ(Café viennois)」
なんだろう、これ?
よく分からないけど、とりあえず頼んでみよう。
そして運ばれてきたのが、こちらです。

……生クリーム、すごくない?!
右側の、もはやコーヒーより生クリームの存在感が強い飲み物。
これがカフェ・ヴィエノワです。
最初に何も知らずに注文したときは、ものすごく面食らいました。
カフェ・ヴィエノワは、フランス版ウィンナーコーヒー?
カフェ・ヴィエノワは、コーヒーの上にホイップクリームをたっぷりのせた飲み物です。
日本で似たものを探すなら、ウィンナーコーヒーでしょうか。
名前の「ヴィエノワ」は、オーストリアの首都ウィーンに由来する言葉です。
写真のカフェ・ヴィエノワには、山盛りのクリームの上からココアパウダーがかかっていました。
これだけ生クリームがのっていると、ものすごく甘そうに見えますよね。
ところが、私が飲んだものはクリーム自体には甘みがなく、下のコーヒーがしっかり苦め。
この組み合わせが意外とよく合っていて、見た目ほど重たく感じなかったのです。
こんなにクリームがあるのに、ペロリと食べられてしまう。
とんでもない悪魔の一杯でした。
ちなみに、日本でいっとき流行った生クリームモリモリのパンケーキ。あのクリームに似ています。
あれも、驚くほど軽く食べられちゃいますね〜
メニューが分からなくても、とりあえず頼んでみる
普通のコーヒーやカフェオレでは、ちょっと物足りないなあ。
そんなときには、カフェ・ヴィエノワもいいですね。
もちろん、毎回こんなに大量のクリームがのってくるとは限りませんが、私がパリで出会った一杯は、なかなかの迫力でした。
フランスに住んでいた頃は、知らない料理や飲み物に出会うことがしょっちゅうありました。
メニューを見ても、よく分からない。
でも、なんとなく面白そうだから注文してみる。
そして予想もしなかったものが運ばれてきて、びっくりする。
こういう「わかんないけど頼んでみる」のが、私は大好きです。
カフェ・ヴィエノワは、そんなパリでの日常のチャレンジを思い出させてくれる飲み物です。

