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日常生活

ワーホリ中の住まい(寮での暮らしについて)

寮での暮らしについて 

ワーホリでの住まいと言ったらまずはここ、という感じです。

一人部屋にするか、複数人部屋にするかで値段が大きく違います。学校の立地や寮の設備、また期間によっても全然違うので資料を何カ所か取り寄せて検討するといいと思います。

私がフランスで最初に住んだのも語学学校の寮で、2人部屋でした。2か月ほど住んでいた間に、ルームメイトが2人変わり、最初の2週間はコロンビア人の陽気な女の子と。その後はトルコ人の頭がいい女の子と一緒でした。とりあえず日本で留学エージェントを通して学校と寮を契約して渡航しました。

 

私が使ったのはワールドアベニューというところ。多分たまたま検索して出てきたとか適当な選び方をした気がします…
色々資料を取り寄せることが出来るサイトもあるので、準備をしっかりする方は是非ご検討ください→留学アカデミー

私が行った2010年当時は、8週間(授業料と寮代。食事なし)+2週間クリスマスホリデー(授業無し)2人部屋で、329,664円+38,784円=368,448円かかりました。

授業がないクリスマスホリデー期間にかかるのは本来はもったいないのですが、渡航時期が予想より早まってしまい、年内に渡航しないとビザが取り消しになるとのことで、年内渡航ギリギリの12月半ばに出発したためやむなしでした。

寮の良かったところ

寮の室内

簡素なこのベッドが2台入っているシンプルな部屋。テレビ付。

まずは何と言っても日本から手続きができることです。当面の生活を安心して暮らせます。ベッドと簡易のキッチンがついていて、着いたその日から生活ができます。また、語学学校の寮なので学校で友達を作り、寮でも生活の知恵を聞くことができます。私が行ったところは日本人が割と多く、同じクラスの日本人と仲良くなり、その後寮を出てルームシェアメイトとなることができました。また、留学に慣れている日本人がたまたまいたりして、現地でのプリペイド式携帯電話の契約の仕方や、最初に必要な書類の手続きの方法などを教えてもらったりしました。フランス語の語学学校に行ったのにわからなさ過ぎて全然身にならなかった私には非常に助かりました。

また、私は2人部屋だったので、ルームメイトからフランス語を教えてもらったり、他の国の様子を聞いたりすることができました。コロンビア人の女の子は大変人懐っこく、フランス語がド下手くそな私にも英語を交えたりして仲良くしてくれました。トルコ人の女の子は英語もフランス語も堪能で、家族の写真を見せてくれたり、「私はフランス語を勉強して観光地でガイドの仕事をするのよ!色々話せたほうが稼げるからね!」とリアルな話を聞かせてくれたりしました。また、「トルコではヨーグルトをものすごく食べるのよ」と言って、彼女と住んでいる間は本当にいつも冷蔵庫にヨーグルトが入っていました。

 

寮のキッチン

部屋に備え付けの小さなキッチン。簡単な調理器具と食器も備え付け。

それから忘れもしない年末年始、部屋のテレビがクリスマスムードからカウントダウンに移る頃に、疲労困憊した私はものすごい高熱を出して倒れていました。3日ほど唸って倒れていたらしく、トルコ人の彼女が心配して「マンダリン(小ぶりのミカン)を食べれば治るわよ!」と言って、一袋差し入れてくれました(くれたのか、本当は清算すべきだったのかは分からなかった…)おかげさまで年明け2日頃にはなんとか回復し、パリ到着1か月半ほどで次の家も見つかり、バイトも決めることが出来ました。ちなみにこの寮は女子棟と男子棟が隣同士で行き来でき、語学学校で仲良くなった日本人の男の子の部屋も訪ねたりしていました。

因みにこの寮は12区という落ち着いた住宅地エリアにあり、目の前がパン屋とスーパーという超便利立地でした。メトロの駅も激近で、Daumesnilドメニエルという駅を使っていました。

寮の困ったところ

とにかく水事情が悪かったです。部屋にユニットバス(シャワーのみ)はあるのですが、トイレを流しても弱いし、シャワーの水圧も激弱でした。水回りの掃除なども自分で行うため、最初にシャワーを浴びてから排水溝の掃除をまさか都度自分でやらないと詰まるとは思わず、コロンビア人の同居人から「あんたがシャワー使った後水詰まるんだけど!?」と毎回怒られ、最初「管理人に確認するよ!」と返していたのですが、管理人はそんなこと対応してくれず、自分での掃除が必要なのでした。

寮と言っても日本の寮のように常時管理人さんがいるわけでもなく、食事が出るわけでもなく、設備の使用説明も特にされませんでした。(私が飛行機の遅れで夜中に到着したからかもしれないのですが)専門学校時代、学校の寮で生活していた私は「寮余裕だぜ!」と思っていましたが、ただただ部屋を貸してくれるだけ、という感じです。セキュリティボックスなどもなかったので、貴重品の管理は全て自己責任となります。

また、火は電気式の一口コンロと電子レンジしかなく、火力が激弱でした。お湯を沸かすにも炒め物をするにも一苦労で、自炊のハードルはなかなか高かったです。洗い場も非常に狭く、一人暮らし用の賃貸の小さいキッチンという風情です。ただ、お鍋やフライパン、お皿やカトラリーなどは一式揃っており、最低限の生活はなんとかなる、という感じでした。
ただ、WiFiが通っておらず、ネットが繋がらないと大変不便なので、近所のマクドナルドにしょっちゅう出かけて行っては、フリーWiFiを拝借していました。

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