ルーヴル美術館が見たくて、フランスに住んだ
私がわざわざワーキングホリデーでフランスに長期間滞在した理由。
その中でも、かなり大きかったのが、「ルーヴル美術館を、時間を気にせずゆっくり見たい!」という気持ちでした。
ルーヴル美術館は、もともと12世紀末に要塞として築かれ、その後、王宮として使われた巨大な建物です。
世界的に有名な美術館で、膨大な数の作品が展示されていることは、もちろん知っていました。
ところが私、実はその外観をよく知らなかったのです。
そして初めて訪ねたとき、とんでもないことになりました。
目の前にいるのに、ルーヴルだと気づかなかった!

こちらの写真をご覧ください。
左手側にずらーっと続いている建物。
これ、全部ルーヴル美術館なんです。
あまりにも巨大すぎて、私はすでにルーヴルの目の前まで来ていることに気づきませんでした。
有名な美術館なんだから、もっと「ここが入口です!」と分かるものかと思っていたのです。
ところが実際は、建物そのものが巨大な宮殿。
どこまで行っても建物が続いている。
どこが入口なのか、そもそもどこからが美術館なのか、さっぱり分からない。
いや、本当に大きすぎるんですよ、ルーヴル。
この感じは、京都の御所を見に行った時に、御所の塀が続きすぎてて御所だと気づかなかった感じが近い感覚です。
何度通っても、全部見終わった気がしない
ルーヴル美術館は、建物だけでなく、中に展示されている作品の数も尋常ではありません。
私はフランスに滞在している間、何度も何度も通いました。
それなのに、「今日は満足して全部回れたな!」と思えた日は、一度もありませんでした。
ギリシャ彫刻をじっくり見ていたら、いつまでたっても終わらない。
絵画を見始めたら、今度は作品が多すぎて、だんだん頭がいっぱいになってくる。
そんなことの繰り返しです。
さらに、企画展や展示替えもあります。
前に来たときに展示されていた作品が、別の展覧会への貸し出しなどで見当たらないこともあります。
ですから、何度訪れても、前とまったく同じルーヴルに出会えるとは限りません。
それがまた面白いところでもあるのです。
初めてのルーヴル美術館は、入口探しから大冒険
館内が広すぎて迷う、という話はよくあります。
でも、私の場合はその前の段階。
一番最初は、入口がどこなのかさえ分からなかったのです。
どこまでが外で、どこからが館内なのか。
受付はどこなのか。チケットはどこで買うのか。
何もかも分からない状態でした。
当時、私が利用したのは、有名なガラスのピラミッドから入るルートです。
まず宮殿の建物に囲まれた中庭へ進み、そこにあるピラミッドを目指します。

ピラミッドから中へ入り、手荷物検査を受け、地下へ降りて、ようやくチケット売り場へ。
私が初めて訪れた頃は、そんな流れでした。
美術館に入るだけで、ちょっとした冒険です。
現在は、事前にチケットを予約するのがおすすめ
なお、これは私が2010年頃に訪れたときの体験です。
現在のルーヴル美術館では、日時を指定したオンラインチケットの事前予約が強く推奨されています。
ピラミッドが主な入口ですが、予約の有無やチケットの種類などによって利用できる入口が異なります。
初めて訪れる方は、当日の入口や入館方法を事前に確認しておくと安心です。
ルーヴルでは、見たい作品を決めておくのも大切
『ダ・ヴィンチ・コード』の大ファンでもあったので、ソニエール館長が倒れていたのはこのへんかな?ラングドン教授が走ったのはこのへかな?とルーヴル美術館の中を歩くだけでも、いちいち感動がありました。
時間があるのをいいことに、あちこち寄り道しながら見て回る。それが最高に楽しい時間でした。
でも、短い旅行でパリを訪れる方には、なかなかそんな時間はありませんよね。
『モナ・リザ』『ミロのヴィーナス』『サモトラケのニケ』など、特に有名な作品を目指す方も多いと思います。
もちろん、館内には案内表示もあります。
それでも、展示室が広大で、作品もあまりに多いため、全部を行き当たりばったりで回ろうとすると大変です。
絶対に見たい作品があるなら、事前に展示場所を調べておく。
そして、一日で全部見ようとしないこと。
これは、何度もルーヴルに通った私が、心からおすすめしたいことです。
逆さピラミッドを偶然発見したときの喜び

ところで、ルーヴルといえばガラスのピラミッドが有名ですが、実は逆さピラミッドもあるんです。
場所は、中庭の大きなピラミッドとは別のところ。
地下の商業施設「カルーゼル・デュ・ルーヴル」にあります。
私は、特に探していたわけでもないときに、偶然この逆さピラミッドを発見しました。
それがもう、嬉しくて。
『ダ・ヴィンチ・コード』を見た人には分かっていただけると思いますが、見つけたときの喜びは、今でもよく覚えています。
目的の作品を目指して歩くのも楽しいけれど、迷った先で思いがけないものに出会うのも、ルーヴルの面白さ。
そんなわけで、初めてのルーヴル美術館は、入口探しから大冒険でした。
そして、その後も何度通ったところで、私のルーヴル探検は終わらなかったのです。
ちなみに、私がそこまでルーヴル美術館に憧れるようになった理由には、『ダ・ヴィンチ・コード』が大きく関係しています。
その話は、こちらの記事で。
『ダ・ヴィンチ・コード』の舞台・ルーヴル美術館へ|私がパリに住むほど憧れた理由
※ツアー内容・対応言語は商品ごとに異なります。日本語対応の有無を予約画面で確認してください。

