パリ郊外で一軒家ルームシェア|日本人3人で暮らした体験談

フランスワーホリ中、語学学校の寮を出たあとに住んだのが、パリ郊外の一軒家でした。

場所はBagnolet(バニョレ)。
日本人ファミリーが一時帰国する間、その家をワーホリ中の日本人3人で借りてルームシェアすることになりました。

家具や家電が揃っていて、日本語で大家さんとやり取りでき、郊外なので生活費も抑えやすい。
かなり暮らしやすい家でした。

その一方で、3人で台所、お風呂、洗濯機などを共有する共同生活ならではの大変さもありました。

この記事では、パリ郊外の一軒家で日本人3人で暮らしたときの、良かったところ・困ったところを紹介します。

※私が滞在していたのは2010~2011年です。家賃、物価、住宅事情などは現在と異なる可能性があります。当時の体験談としてご覧ください。

バニョレの地図
駅から家に行く途中にあるBagnolet(バニョレ)の地図

パリ郊外の一軒家で3人ルームシェア

語学学校の寮は10週間だけ契約していたため、滞在中に次の住まいを探す必要がありました。

そこで見つかったのが、パリ郊外のBagnolet(バニョレ)にある一軒家です。

メトロ3番線の東側の終点、Gallieni(ガリエーニ)駅から歩いて15分ほどの場所でした。

日本人ファミリーが一時帰国するため家を貸し出すことになり、語学学校で知り合ったワーホリ中の日本人2人と、私の3人で住むことになりました。

この物件を見つけたきっかけも、なかなかアナログです。

日本人街の近くにあるブックオフ周辺で、友人が部屋貸しの張り紙を見つけてきました。

当時は、部屋やアルバイトの募集情報が、日本人向けのお店や掲示板、街中の張り紙などで見つかることもありました。

バニョレの街並み
住んでいた家の近所。パリ市内とは少し違う、落ち着いた住宅街でした。

一軒家ルームシェアの良かったところ

日本語で大家さんとやり取りできた

一番安心だったのは、家主が日本人ファミリーだったことです。

契約やトラブルの連絡を日本語でできたので、フランス語に自信がなかった私にはかなり助かりました。

実際、住んでいる間に洗濯機が壊れたことがありました。

もともと「古いので壊れるかもしれない」と言われていたのですが、本当に壊れてしまい、日本から新しい洗濯機を手配してもらいました。

退去時には、汚してしまった布団の実費を支払ったこともあります。

こういう細かいやり取りも、日本語でできたので大混乱せずに済みました。

家具・家電付きですぐ生活できた

家には家具、家電、食器などが揃っており、そのまま使わせてもらえました。

食洗機もあり、使い方も教えてもらいました。

そして個人的にかなり嬉しかったのが、湯船があったことです。

フランスに約1年いた中で、きちんとお湯に浸かれたのは、この家に住んでいた時だけでした。

郊外なので生活費を抑えやすかった

パリ市内から少し外れるだけで、生活費はかなり変わると感じました。

最寄り駅にはAuchan(オーシャン)という、とても大きなスーパーマーケットがありました。

感覚としては、日本の大型スーパーやショッピングセンターに近い雰囲気です。

食品だけでなく、家具、食器、文房具、寝具などの日用品まで揃い、プライベートブランドの商品も多かったため、生活用品を安くまとめて買えました。

3人で食材をシェアできる

外食が高いパリでは、自炊できる環境はかなり重要でした。

3人で暮らしていたので、一人では使い切れない食材も分けられます。

瓶入りのパスタソースや、大容量の食材なども買いやすく、
「3人いるから試してみよう」
と、日本ではあまり買わないような食材にも挑戦していました。

1kg単位で売られている牛肉を買って、みんなで料理したこともあります。

一緒に暮らす相手がいる安心感

寮を出たばかりの頃は、まだフランス生活にも慣れきっていませんでした。

その時期に日本人の友人と一緒に暮らせたのは、精神的にもかなり楽でした。

買い物や食事を一緒にしたり、生活上の情報を共有したりできるのは、海外生活では大きなメリットでした。

バニョレの近所にあった教会
近所にあった教会。住宅地の中にありましたが、かなり大きな建物でした。

一軒家ルームシェアで困ったところ

水回りは全部共有

もともとはファミリー向けの一軒家なので、水回りは基本的に1か所です。

台所、お風呂、洗濯機などを3人で共有するため、どうしても生活時間には気を使います。

夜遅く帰ってきた時や、朝早く洗濯したい時などは、
「今使って大丈夫かな」
と考える必要がありました。

3人とも比較的仲良く暮らしていましたが、
「シャワー使いたいのに、また長風呂してる!」
みたいなことは普通にありました。

ゴミ出しの仕組みに慣れるまで大変だった

寮暮らしの時にはあまり意識していなかったのですが、一軒家ではゴミ出しも自分たちで管理する必要がありました。

家には大きなキャスター付きのゴミ箱があり、決められたタイミングで外へ出しておきます。

これを忘れると、次の回収までゴミを保管することになってしまいます。

最初のうちは3人とも仕組みに慣れておらず、
「今週のゴミ出し当番誰だー!」
となることもありました。

郊外なので移動時間は増える

生活費が安い反面、パリ市内へ出るにはどうしても時間がかかります。

当時はアルバイトもしていたため、毎日の移動時間は少しずつ負担になっていきました。

その後、私は市内の部屋へ移ることになりますが、そこで改めて「住む場所と通勤時間はかなり大事だな」と感じました。

ルームシェアはこんな人に向いていると思う

  • 家賃や生活費を抑えたい人
  • 一人暮らしより誰かと一緒に暮らしたい人
  • 食材や日用品をシェアしたい人
  • 共同生活のルールを話し合える人
  • 多少生活リズムが違っても気にしすぎない人

逆に、一人の時間や生活リズムをかなり大切にしたい人には、共同生活は少しストレスになるかもしれません。

まとめ|生活費を抑えながら暮らすにはかなり良かった

パリ郊外の一軒家でのルームシェアは、私にとってかなり暮らしやすい住まいでした。

家具・家電付きで、日本語でやり取りでき、3人で食費や生活費を分けられる。
ワーホリ中の生活を安定させるには、とても助かりました。

その一方で、水回りや家事を共有する以上、相手への気遣いは必要です。

ルームシェアは「家賃を安くする方法」というだけではなく、
「誰かと生活そのものを共有する暮らし方」
なんだと、この時に実感しました。

フランスワーホリ中に私が経験した5種類の住まいについては、

フランスワーホリの住まい5パターン比較

でまとめています。

コメント